建物を建てるのに必要な存在の大工さん。
高いところに上がったりミリ単位で仕事する技術力。
そんなカッコいい大工さんになりたいけど、周りに大工さん居ないしなり手が少ないって言うし・・・給料が安いのかな?仕事時間長いのかな?そんなことが気になったりすると思います。そこで情報を調べてみるけどいまいち分かりにくい内容ばかり、、、
そんなあなたに現役大工である私が、大工の給料や勤務時間などを詳しく解説します!!
【年齢別】大工の給料目安

1番気になるであろうお給料の話からしていきます!
まず結論から言うと、、、
修行期間中は安いが独立すると稼げる です。
大工というのは、一般的に個人事業主になります。(会社員として働く大工さんもいますが)個人事業主は自分で仕事を受けて、こなしていくことで報酬を受け取ることが出来ます。なので修行期間中はあまり給料は期待しない方がいいでしょう。
ここで私が知っている現役大工さんの年齢別平均給料を暴露します!
10代・・・10〜15万円(これぐらいの時は修行期間の場合が多いので低めです)
20代・・・20〜30万円(仕事が出来始め独立し始める人もちらほら)
30〜50代・・・40〜100万円(独立して親方として仕事をするようになる為、給料は上がってきますし体力も力もあるのでバリバリ仕事をこなせるので給料が高いです)
60代・・・50〜70(現役でバリバリ仕事をこなす人もいるが、年齢も上がってくると早さよりも丁寧さに時間をかけるようになったりするのでこなす仕事量としては落ちてきます。その為給料としては少し下がるのかと思います。)
あくまで私の周りの大工さんのイメージなので一概にこの通りとはなりません。
参考程度に留めておいてください。
【大工のキャリアアップ】独立の目安や修行期間
大工になるには一般的に「親方」と呼ばれる先輩に弟子入りし、仕事を覚えていく必要があります。私は実の父親が大工なので直接仕事を教わりましたが、知り合いに関係ある人がいなければ「大工募集」している会社があったりするのでネットで調べるなりして問い合わせてみるといいです。
独立とは1人親方として自分1人で仕事を受けてこなしていくことです。
実際に見習いとして修行して独立するまでの期間は人それぞれですが3〜10年程と言われています。
【給料明細】大工の給料の内訳
先程、「修行期間は安いが独立すると稼げる」とお伝えしましたが、では具体的にいくらくらい?というところを解説していきたいと思います。
まず、修行期間(見習い)は教えてもらう親方次第にはなりますが、月の手取り10万〜15万貰えたら十分じゃないのかなと思います。修行期間は10万もなかったなんて話も聞いたりするので人それぞれです。
職人は仕事ができてようやく報酬としてお金を稼げるので、学んでいる時は少なくて当然です!
しかし、そんな修行期間から独立して1人で仕事をこなしていけるようになると、なんと月100万も現実味が出てきます。
実際私の周りにもそれだけ稼いでいる人もいますし、ここまで行かなくても月70、80は手堅いです。
大工というのは日当(一日あたりの給料)というのがある程度決まっています。
おおよそ1万5000円〜2万円が相場です。もちろん例外もありますが。
働く場所が都市圏や地方か作業内容はどうか等条件次第で金額は上がったり下がったりはします。
なので、やり方次第では高級取りになれるのが大工です。
大工の給料ってどんな仕組み?
個人事業の大工になれば、家一軒を「数百万」として工務店やハウスメーカーから仕事をもらうことが出来ます。
例えば、工務店から「この工事を100万円でしてください。」と依頼があるとすると、1ヶ月でやり終えれば月収100万になります。しかし、工期が伸びれば伸びる分月収は下がります。2ヶ月かかれば単純に月収50万になると言うことです。
なので、基本的には早く仕事を終わらせればその分給料になるということです!
大工の勤務時間

一般的に大工の勤務時間ですが、基本的に8時から17時です。休憩時間は10時、12時、15時です。
これは大工のみではなく建設業全体でこの時間帯になっていますね。
もちろん、その時の状況などで変動はありますが基本的にはこの時間です。
ここで私の1日の大まかな流れを解説します!
朝は8時から作業が開始できるようにしたいので、現場には遅くても7時半までにはついて道具の準備などをしたりします。
10時まで作業すると一旦休憩を取ります。
飲み物を飲んだり、お菓子を食べたり自由に過ごしています。
再びお昼まで作業にかかります。
お昼まで作業すると、お昼休憩で1時間程休みます。
13時〜15時まで作業して15時半まで休憩を取り、17時ごろまで作業します。
時間になると、片付けや清掃などをして一日終了です。
このように割とシンプルに時間を決めて仕事をしています。
大工になるための必要資格や学歴

大工になるのに特別必要な学歴、資格はありません。
職人の技術は机上で学ぶのではなく現場で実際にやりながら覚えるので学校に行く必要はありません。
誰か先輩大工に弟子入りすれば学べるからです。
資格に関しても、あるに越したことないというくらいでなくても全然やっていくことは出来ます。
大工が保持していると良い資格
- 木造建築物の組立て等作業主任者
これは木造の建築物を扱うときは誰か1人はいなければいけない資格です。木造建築物を組み立てるに当たって、安全面などを管理する責任者になります。
大工をやる以上、絶対必要ではないですが知識の差は持ってない人に比べると雲泥の差です。
合格率はほぼ100%です。ただ、これを受験するには実務経験や専門学科の卒業が必要なのでそこは注意してください! - 一級建築士・二級建築士
この資格は建築業界にくるなら是非とも!と思いがちですが、『大工として必要かどうか?』と考えたときに必要性はあまりないと私は考えます。なぜなら建築士系の資格は管理系の資格になる為、どちらかというと現場監督や設計士などが必要になります。実際に技術を発揮する大工に関して言えば、知識にはなりますが技術向上のような資格でもないので特別取らなければいけないものでもありません。 - 建築大工技能士
これは1~3級に分かれており、試験は図面の作成、墨付け加工、組み立て と大工としての技術がわかりやすく出る資格です。
これも絶対必要というわけではないですが、大工としての技術力が磨かれるので挑戦する価値はあるかなと思います。 - 玉掛け
玉掛けとは、クレーンなどで材料を吊り上げたりする時に「材料にロープを引っ掛けること」です。一見簡単そうに思えますが、重心の位置や結び方、周りの安全確保など注意するべきポイントが多くあり、何かが疎かになっていると大事故につながる為非常に重要な作業です。
大工は家を建てるときに、柱や梁など大きい部材をクレーンに吊り上げてもらい組み立ていくので玉掛けはできれば取得しておくことをお勧めします!
講習を受けて実技がありますが、これもしっかり講義を受けていればほぼ合格できるので早めの取得を目指しましょう!
現大工の僕が語る!大工の魅力
大工の魅力とは、独立してからの自由と「家」という人が住むために必要不可欠な場所を造れる技術、感謝される喜び、家一軒という達成感だと思います。
独立すれば全て自分の管理で動けるし、スケジュールを組みやすいです。それに、手に職をつけるといった意味で一生物の技術力を身につけることが出来る、また人に感謝される喜びを感じやすいです。
完成した建物を引き渡す時にはこれからの生活プランを嬉しそうに語ってくれた時、「やってきてよかったなあ」と感じます。
なかなか出来ない仕事だからこそ、重宝される人材であり感謝されます。
こういったところが「大工の魅力」なんじゃないかなと思っています!
まとめ
今回は大工のお金の部分や勤務形態を解説しました。
大工になり「独立すれば」お金も稼げるし、プライベートの調整もつけやすいです。
もちろん体力的にキツいところはありますが、やりがいは他の業種に劣らないくらい素晴らしい職業です!
なり手が少なくなってきている今、現役の大工からの情報は少ないですが興味のある人に少しでも参考になればと思います!